東京
2017年10月7日
投票を呼び掛けるために作った「ふりかけ」を持つ若年啓発グループの工藤幸輝さん=墨田区で(区提供) |
墨田区選挙管理委員会のもとで選挙啓発に取り組む区内の若者グループが、投票を呼び掛ける「ふりかけ」を作った。七、八日に錦糸公園(錦糸四)で開かれる「すみだまつり・こどもまつり」で配布する。
グループのメンバーは十八〜二十七歳。昨年導入された十八歳選挙権を踏まえ、投票率が低い若者の関心を高めるようにと考案した。意外性からふりかけを選び、袋には「未来は自分の手で決めよう〜Let’s go vote〜」とグループからのメッセージを貼った。
ちょうど衆院選公示の直前にできあがり、「絶好のタイミングになった」という。メンバーの大学三年工藤幸輝さん(20)は「僕ら若者が啓発活動をすることで区の投票率を上げ、その勢いで日本全体の投票率が上がることにつながってほしい」と話す。
(飯田克志)