東京
2017年10月21日
自らの作品を前に、衆院選へ投票に行くことの大切さを訴える周香織さん=千代田区の一ツ橋画廊で |
「やっぱり選挙行ってきます」「VOTE10・22」−。そんな言葉をあしらった手提げ袋やTシャツなどで投票を呼び掛けるアート作品展が、千代田区の日本教育会館(一ツ橋2)にある一ツ橋画廊で開かれている。22日まで。
川崎市の団体職員、周香織さん(43)が衆院選に合わせ、急きょ手作りした12点を展示。会場入り口には、高校の授業を模した写真に「先生、結局 誰に投票すればいいんですか」と見出しを掲げたボードを立てた。「18歳から投票できる初の衆院選。どんな社会をつくりたいか考えて一票を投じて」という願いを込めたという。
自民、希望、立憲民主の3党を、消費税、改憲、原発についての主張で分類し、ハンバーガーの具で表したTシャツもある。
周さんが政治に関心を持ったのは2004年。座り込んでいたクルド難民を都内で見かけ、移民受け入れに積極的でない日本の政策を知ったことから。
「政治と暮らしはつながっている」との思いが作品作りの原動力だという。
問い合わせは、周さん=070(6657)6765=へ。 (増井のぞみ)