東京
2017年10月23日
旧民主党の代表を務めていた前回衆院選の東京1区で敗北、比例復活もかなわなかった海江田万里氏(68)は雪辱を果たし、「東京の中心で『安倍自民』に勝った意義は大きい」と目を潤ませながら語った。勝因は「草の根運動」と強調した。
「浪人生活で細かく地元を回り、その成果が必ず表れると思っていた」と話し、立憲民主党の躍進には「運動を重ねるごとに聴衆の勢いを感じた」と振り返った。
当選確実の報道を受けて深夜に事務所に入ると、大きな拍手で迎えられ、支援者と握手を交わした。
前回落選後に民主党代表を辞任。今回の選挙では、経済評論家として「アベノミクス」をやり玉に挙げて「大企業や富裕層だけが潤っている」と訴えた。