都選管が二十三日発表した衆院選比例代表東京ブロック（定数一七）の政党別得票数（確定）は、トップの自民党が百八十一万六千百八十四票で、獲得議席は前回二〇一四年の六議席を維持した。得票率は前回より１・５９ポイント減の３０・４７％だった。　（榊原智康）

　自民に続いたのが、民進党が分裂して誕生した立憲民主党。百四十万五千八百三十六票で得票率は２３・５８％となり、四議席を獲得した。民進の前身の民主党は前回、得票率１６・３１％で三議席だった。立憲民主は、前回の民主を上回る支持を集めたことになる。

　希望の党は百三万九千六百四十七票で得票率は１７・４４％。三議席を確保した。民進を離党した前職二人と日本維新の会出身の新人一人が当選した。希望は前回の民主と同じ議席数だが、得票率は前回の民主を上回った。

　公明党は前回と同じ二議席だったが、得票率は１・３４ポイント減の１０・８１％。共産党は前回から一議席減らして二議席。得票率は５ポイント減の１０・３７％だった。

　このほか主な政党の得票率は、日本維新の会が３・３２％、社民党０・９５％、日本のこころ０・６８％で、いずれも議席を獲得できなかった。