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栃木

民進、新人の渡辺氏擁立 栃木1区

2017年9月26日

 十月に行われる見通しの衆院選に向け、民進党県連は二十四日、宇都宮市の県連事務所で幹事会を開き、栃木1区から新人で元松下政経塾生の渡辺典喜(のりよし)氏(34)を公認候補として擁立することを決めた。党本部の決定を経て、正式に決まる。

 県連によると、渡辺氏は同市出身で、県立宇都宮高、早稲田大政経学部卒業。編集プロダクションに勤務後、ジョージア、タジキスタンの日本大使館の契約職員などを経て、二〇一五年から出馬を決断するまで松下政経塾に入塾していた。

 渡辺氏は同日夜、県連事務所で記者会見し「日本や国民にとって、自民党に対抗できる政党が必要だ。民進党の状況は厳しいが、出ることを決めた」と強調した。

 栃木1区では当初、元職の柏倉祐司氏(48)が公認候補として出馬する予定だったが、柏倉氏が今月二十一日、離党届を提出。これに対して県連は除籍処分とし、新たな候補者の擁立を目指していた。(北浜修)

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