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栃木

希望1次公認漏れ、渡辺典喜さん 無所属で1区出馬へ

2017年10月6日

 十日公示の衆院選で、民進党県連が栃木1区に擁立した新人の渡辺典喜(のりよし)さん(34)は四日夜、無所属で出馬すると表明した。前原誠司代表の方針に沿って新党「希望の党」に公認申請していたが、三日発表された第一次公認から漏れていた。

 宇都宮市で記者会見し「厳しい戦いになるが、退路を断ち、無所属での出馬を決意した。中福祉、中負担(による社会保障)の旗を1区に立てる。宇都宮の地で奇跡を起こしたい」と述べた。

 1区はほかに、自民前職の船田元さん(63)、希望の党元職の柏倉祐司さん(48)、共産新人の青木弘さん(56)が出馬を予定している。 (北浜修)

◆小選挙区と比例 自公が相互協力

 十日公示の衆院選で、自民党県連と公明党県本部は五日、選挙協力に向けた合意事項を発表した。公明は栃木1〜5区の自民公認候補五人の全員当選、自民は公明の比例北関東ブロックの三議席確保に向けて、それぞれ最大限の支援を行う。

 県庁で記者会見した自民党県連の木村好文幹事長は「衆院選は政権選択の選挙。協力体制を強化して必勝を期す」と述べ、公明党県本部の山口恒夫代表も「安定した自公政権で政策を前に進めたい」と話した。 (藤原哲也)

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