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栃木

県内小選挙区投票率51.65% 前回を上回るも全国平均下回る

2017年10月24日

 衆院選の県内小選挙区の投票率は51・65%だった。小選挙区制が導入された一九九六年以降では、過去最低だった前回二〇一四年の50・10%を1・55ポイント上回ったものの、それに次ぐ低さだった。全国平均の53・68%を2・03ポイント下回った。

 今回は、自民党に対抗しうる二大政党制の確立を目指した野党側の動きに、当初は有権者の関心は高まったが、その後の混乱から、「政権選択選挙」のムードが持続しなかったことが背景にありそうだ。

 選挙区別で投票率が最も高かったのは、前職と新人三人の計四人が争った3区の53・66%(前回比0・93ポイント減)。前回大接戦を繰り広げた前職二人が戦った2区は53・63%(2・17ポイント増)だった。

 このほか、1区50・07%(1・79ポイント増)、4区51・58%(1・64ポイント増)、5区50・57%(2・64ポイント増)だった。(北浜修)

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