栃木
2017年10月24日
無所属前職の福田昭夫さんと自民前職の西川公也さんが戦った2区。共同通信の出口調査によると、「野党連携」による非自民候補の一本化が実現したことで、野党支持層の大半が福田さんに投票したほか、「支持政党なし」の無党派層の多くも取り込んだことが分かった。
支持政党別に福田さんに投票した人の割合を見ると、福田さんを推薦した立憲民主と社民、福田さんを支持した共産で8割を超えた。2区に公認候補を立てなかった希望も同水準だった。無党派層は7割以上が福田さんに投票した。
西川さんは自民のほか、推薦を受けた公明支持層の票を固めたが、無党派層で福田さんに大差をつけられ、支持に広がりを欠いた。
年代別では20代と70代はおおむね互角だったが、30〜60代は福田さんが上回った。男女別ではほとんど差が見られなかった。