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新党、神奈川全区に擁立方針 民進から複数合流検討

2017年9月24日

 小池百合子東京都知事側近の若狭勝衆院議員らが結成する新党が、次期衆院選で神奈川県の十八小選挙区全てに候補者を擁立する方向で調整に入ったことが分かった。複数の民進党立候補予定者が新党入りのため、離党を検討していることも判明。複数の関係者が二十三日、明らかにした。

 このうち神奈川13区から出馬予定の太栄志(ふとりひでし)氏(40)は取材に「週明けに離党届を提出する」と明言した。

 離党届を受け、民進党が除籍(除名)処分とした笠浩史(神奈川9区)、後藤祐一(同16区)の両氏は新党入りを決めている。党県連は、「離党ドミノ」に対応し、対抗馬を立てる準備を進めている。

 関係者によると、若狭氏らと新党を巡り協議を続けている松沢成文参院議員が中心となり、有力な人物の情報を伝達。若狭氏に直接、出馬の意向を伝えた地方議員もいるという。

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