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合流「評価せず」49% 民進支持層に戸惑い

2017年10月2日

 共同通信社の第二回衆院選トレンド調査で、民進党の前原誠司代表が、小池百合子東京都知事が代表の新党「希望の党」へ合流を決めたことを巡り、民進党支持層で「評価しない」が49・2%と「評価する」の40・4%を上回った。小池氏が民進党出身者を憲法観や安全保障政策で選別し公認する方針を打ち出していることに対し党内が混乱しており、支持層間でも戸惑いがあるとみられる。

 主要政党別にみると、希望の党支持層は、合流を評価するが56・4%で、評価しないの37・4%を上回った。一方、自民党支持層の79・4%、公明党支持層の76・8%が評価しないと回答。野党の共産党でも支持層の71・1%が評価しないと答えた。

 安倍首相と小池氏とではどちらが首相にふさわしいと思うかという問いで、小池氏と答えた人の49・3%が前原氏による希望の党への合流決定を評価、43・6%が評価しなかった。安倍首相がふさわしいとした人では、76・7%が評価しないと回答し、評価するは15・6%だった。

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