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立憲民主の擁立 50人規模見込む

2017年10月4日

 「立憲民主党」の枝野幸男代表は三日、東京都内で街頭演説し「政治から遠かったみなさんの声を受け止める政党として進んでいく」と支持を訴えた。関係者によると、衆院選の公認候補は新人を含めて五十人規模になる見通しだ。

 枝野氏は演説で、違憲との指摘がある安全保障関連法や「共謀罪」法の成立を踏まえ「立憲主義という言葉をもう一度、思い出さなければならない状況になっている」と安倍政権を批判した。

 枝野氏は演説後、小池百合子東京都知事率いる「希望の党」が自身の対立候補を擁立することに関し記者団に「それぞれの党の判断だ」と指摘。一方、立憲民主党としては「同じ(民進)党にいた仲間の選挙区に対立候補を立てるつもりはない」と語った。

 立憲民主党は三日午前、都選挙管理委員会を通じて新党設立を届け出て、受理された。関係者によると、枝野氏、菅直人元首相、赤松広隆元衆院副議長、長妻昭元厚生労働相、阿部知子、初鹿明博両氏の前衆院議員六人が届け出メンバーに名を連ねた。海江田万里・元民主党代表、近藤昭一元環境副大臣、辻元清美元国土交通副大臣らも参加を表明した。 (山口哲人)

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