全国
2017年10月5日
自民党は四日、衆院選小選挙区の埼玉11区と山梨2区の公認問題で、いずれも無所属前職の小泉龍司氏(65)と長崎幸太郎氏(49)を復党させた上で無所属での立候補を認め、自民党前職の今野智博氏(42)と堀内詔子氏(51)を無所属の推薦候補として擁立すると発表した。事実上の分裂選挙で、当選者を追加で公認する。
小泉、長崎両氏の復党は同日、持ち回りの党紀委員会で了承された。二階俊博幹事長は四日、記者団に、埼玉、山梨の両県連が今野氏と堀内氏の公認を求めていたことに関し「そのまま決めなければいけないということではない。何ら問題はない」と説明した。