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比例名簿「上位に女性を」 衆院選でクオータ制推進団体

2017年10月5日

 女性団体「クオータ制を推進する会」(Qの会、赤松良子代表)は四日、各政党に対し、衆院選で比例代表の候補者名簿の上位に女性候補を載せるよう求める要望書を送った。

 要望書は五日付で、自民、公明、共産、社民、自由、日本維新の会、希望、立憲民主の各党へ送付。比例代表は名簿の上位から当選が決まるため、女性議員を確実に増やす取り組みとして、一、三、五位などに女性候補を載せるよう求めた。

 選挙の候補者を男女半々にするよう政党に求める「政治分野における男女共同参画推進法案」は、審議入り前に衆院解散で廃案になったが、内容は与野党とも合意している。会が先月二十九日に開いた集会で「賛成なら衆院選で行動してほしい」という意見が相次ぎ、要望書の提出を決めた。

主な政党の公約

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