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2017年10月6日
中曽根康弘元首相の孫で弘文元外相の長男康隆氏(35)が五日、前橋市内で記者会見し、衆院群馬1区での出馬を取りやめ、比例北関東ブロックから自民党公認で出馬すると表明した。同区では自民党前職も出馬の意向を示していたため、保守分裂を懸念する自民党の要請を受けたという。
康隆氏は「新しい党が乱立する中、保守分裂の場合ではない。苦渋の決断だが自民党のために決意した」と語った。
群馬1区では康隆氏のほか、前職の佐田玄一郎元行政改革担当相(64)と前職の尾身朝子氏(56)=比例北関東=が自民党の公認を求めていたが、党は県連が推す尾身氏の公認を決定している。