• 東京新聞ウェブ

全国

1180人届け出 小池代表立候補せず

2017年10月11日

 十日に公示された第四十八回衆院選は同日午後五時に届け出が締め切られた。立候補者は小選挙区(定数二八九)が九百三十六人、全国十一ブロックの比例代表(同一七六)単独が二百四十四人で、計千百八十人。希望の党代表の小池百合子東京都知事は立候補しなかった。立候補者は、二〇一四年十二月に行われた前回の千百九十一人(小選挙区九百五十九人、比例単独二百三十二人)より十一人減。小選挙区の候補者は今の選挙制度で最少となった。

 自民党は前回より二十人少ない三百三十二人、公明党は前回より二人多い五十三人を擁立。自公で過半数の二百三十三議席以上の勢力を維持し、安倍政権の継続を目指す。

 衆院選を政権選択選挙と位置付けた希望の党は、定数の半分を超える計二百三十五人を擁立。数の上では単独で政権を狙えるだけの候補者を擁立したが、代表の小池氏が立候補しないことが確定し、希望は首相候補を示さずに選挙戦に臨むことになった。日本維新の会は計五十二人を立てた。

 共産党は、立憲民主党などとの連携を重視し、前回より七十二人少ない計二百四十三人を擁立。立憲民主は計七十八人、社民党は計二十一人を立てた。

 日本のこころは比例代表にのみ二人を擁立した。

主な政党の公約

新聞購読のご案内