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選挙後の性急な改憲論議けん制 公明・山口代表

2017年10月18日

 公明党の山口那津男代表は十七日のBS日テレ番組で、衆院選後の改憲論議について「国会だけの数合わせでやっても国民の理解が伴っていなければ、国民投票で(否決されるという)とんでもないことになりかねない」と語り、性急に進めることをけん制した。

 安倍晋三首相(自民党総裁)が目指す憲法への自衛隊明記について「世論調査を見ると結構反対の人もいる。賛成は、半分はとても超えていない」と現状では国民の理解を得ていないとの認識を示した。

 国政での優先課題としては「憲法改正はかなり下。国民が望んでいるのは社会保障の充実や経済の発展だ」と指摘。衆参両院の憲法審査会で慎重に議論していく考えを強調した。 (我那覇圭)

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