全国
2017年10月20日
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サラリーマンを辞めて、生まれ育った町田で農業を始めて4年目。借りた畑や田で、無農薬の野菜やコメを作って直売しています。最初は「食べていけないぞ」と周囲に反対されました。確かに月300時間以上働いても、アルバイトより稼げない。国の補助金なしではやっていけない。それが日本の農業の現実。都市部では、農業を続けたくても多額の相続税がのしかかり、農地を手放さざるを得ない人もいる。今の政策はまんべんなく農業を守るもので、頑張っている農家の背中を押す仕組みではありません。「農業をやりたい」と、小学生が夢を抱ける仕事にするにはどうしたらいいのか。都市部の政治家たちも、農業に目を向けて考えてほしい。