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公約・政策 ネットで比較 投票の判断材料サイトに

2017年10月21日

 「誰に投票したらいいの」「何を判断材料にすれば」。こうした有権者の声に応える複数のサービスがインターネット上で提供されている。複数の有識者がまとめた安倍政権の実績評価や、各党の公約を一覧できるサイトなどいずれも手軽に見ることができ、重要な判断材料となっている。

 政権の実績を大学教授やエコノミストら専門家による座談会やアンケートで毎年採点している「言論NPO」は急きょ、第二次以降の安倍政権を採点、ホームページに掲載した。

 「経済再生」「外交安保」など十一分野を五点満点で評価し、今回は平均二・四点となった。毎年の評価は二・七〜二・五点で推移しており、「全体的には総じて高い点数を維持しているが、各分野は下落傾向にある」と評価した。各分野の詳しい採点も掲載した。

 ヤフーは、衆院選特設ページ内に、過去の国政選挙と同様の「相性診断」を開設した。憲法やアベノミクス、原発などに関する十の設問に対し、「賛成」「やや賛成」「中立」「やや反対」「反対」の選択肢を選ぶと、自分と各政党との相性がパーセントで表示される。

 政治情報サイト「政治山」では、各党の重要政策や公約を比較できる一覧表を掲載している。「保育・少子化政策」「女性の活躍」「農林水産」など十七項目で、各党のホームページへのリンクも載せた。

 このほか一般社団法人チャリティジャパンは、有権者らが投稿した候補者の演説を閲覧できる「街頭演説動画まる見えマップ」を開設した。

主な政党の公約

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