全国
2017年10月22日
南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽問題で防衛相を辞任した自民党の稲田朋美氏が、福井1区で希望の党新人の鈴木宏治氏と共産党新人の金元幸枝氏に圧勝し、5選を果たした。
選挙期間中は、地元に張り付きくまなく回る選挙戦を展開。連日の個人演説会などで謝罪を続けながら、連立政権の実績も強調し、分厚い保守層の支持を固めた。
稲田氏は東京都議選応援で、自衛隊の政治利用と取られる発言をし、森友学園の訴訟を巡る国会答弁でも迷走。7月、日報問題の責任を取り防衛相を辞任した。
鈴木、金元両氏は、政権批判票の受け皿を狙ったが及ばなかった。