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野党第1党も視野 長妻氏「一定の共感得た」

2017年10月22日

立憲民主党は公示前の16議席から大きく議席を伸ばす情勢で、野党第1党も視野に入れる。同じく新党の希望の党に失速感がある中、政権批判票の受け皿として存在感を示した格好だ。長妻昭代表代行は22日のテレビ番組で「枝野幸男代表の発信が一定の共感をいただいている」と述べた。

 今後、安倍政権の経済政策「アベノミクス」からの転換や、安全保障関連法を前提とした憲法9条改正反対を引き続き訴え、政権との対決姿勢を鮮明にする構え。

 野党連携では、民進系無所属議員との統一会派結成などを模索するとみられる。民進党への再合流に関しては、福山哲郎幹事長が22日のインターネット番組で「立憲民主党として戦ったわけで、再吸収は考えていない」と否定した。

 小選挙区で前職や元職を中心に堅調な戦いを進めている。比例代表は希望を上回る勢いだ。選挙戦では枝野氏が「安倍1強政治」を「上から目線の政治だ」と批判。国民目線の「草の根政治」を進めると主張して支持を広げた。

主な政党の公約

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