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首相応援の勝率6割 枝野氏は4割と善戦

2017年10月23日

 安倍晋三首相(自民党総裁)が衆院選公示後から選挙戦最終日までに応援に入った小選挙区の党公認候補五十八人の勝敗を見ると、三十七人が当選して勝率は六割となった。一方、今回の選挙で野党第一党になった立憲民主党の枝野幸男代表は自身の埼玉5区を含めて三十五選挙区に入り、当選したのは十五人で勝率は四割と善戦。選挙戦全体の結果を反映した形だ。

 両党首がともに応援に入ったのは、立憲民主の海江田万里氏が自民前職の山田美樹氏との接戦となった東京1区など計十七選挙区。選挙区で勝利したのは自民の候補者七人、立憲民主は十人で、枝野氏に軍配が上がった。

 二十三日午前八時現在、十七選挙区で比例復活したのは自民八人、立憲民主五人となり、激戦だったことが浮かび上がった。

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