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「説明、理解得られた」 追及受けた山本氏安堵

2017年10月23日

 「私は淡々と必要性と正当性を説明し、理解を得られたと思っている」。加計学園問題で、同学園が活用した国家戦略特区を担当する地方創生担当相として答弁に立ち、野党から厳しい追及を受けた自民党前職の山本幸三氏は22日夜、当選確実となり、安堵したように口元を緩めた。

 山本氏は北九州市の事務所で、約100人の支援者から大きな拍手で出迎えられ、万歳三唱の後に深々と頭を下げた。支援者に花束を渡されると、笑顔を浮かべた。

 「厳しい選挙戦だった」と切り出した山本氏。加計問題には「堂々と説明を繰り返してきた」と強調し「北九州市を地方創生のモデル都市に押し上げ、発展に力を尽くしたい」と語った。

 陣営幹部は「序盤から逆風にさらされたのは確かだ。短い選挙戦で説明を尽くす難しさを感じた」と漏らしていた。

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