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山尾氏が一騎打ち制す 「感謝」と笑み、愛知7区

2017年10月23日

 「地元の皆さんのおかげ。感謝に尽きる」。愛知7区では、民進党時代に政調会長を務めた前職で無所属の山尾志桜里氏(43)が、自民党前職鈴木淳司氏(59)との一騎打ちの激戦を制し、3選を果たした。22日夜、テレビで当選確実が伝えられると、長久手市の選挙事務所では拍手と大歓声が湧き起こった。

 事務所には、山尾氏のイメージカラーである青の鉢巻きを締めた支援者50人以上が集結した。事務所に姿を見せた山尾氏は、ほほ笑みながら3度万歳し、当選を喜んだ。

 週刊誌で既婚男性との交際疑惑が報じられ、9月に民進党を離党。序盤は無党派層の取り込みに苦労したが、住宅街での街宣活動に重点を置くなどして終盤に逆転した。山尾氏は「子どもを連れたお父さん、お母さんの手をこんなに握った選挙は初めてだったと思う」と振り返った。

 疑惑については「必要な説明はした。一定の信託はいただいたと思う」と述べるにとどめ「皆さんからの真剣なまなざしにしっかり応える3期目にしたい」と抱負を語った。

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