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希望不振、小池氏「鉄の天井」と表現 代表辞任を改めて否定

2017年10月24日

 【パリ=竹田佳彦】希望の党代表の小池百合子東京都知事は二十三日、パリ市内で記者団に対し、衆院選の獲得議席が五十と公示前を下回ったことについて「厳しい数字だ。(落選候補に対して)党としても課題があった。再起してもらえる環境をつくっていきたい」と述べた。自らの責任については「党を立ち上げた責任がある。代表を退くことはかえって無責任だ」と、改めて辞任を否定した。

 小池氏はこれに先立ち、キャロライン・ケネディ前駐日米大使との対談で衆院選を振り返り、「都知事選や都議選で(女性の活躍を阻む)ガラスの天井を破った。今回は鉄の天井があることを改めて知った」と語った。小池氏は「鉄の天井」との表現について「本気で取り組むと壁に当たる経験をしている女性は多いと思う。(衆院選は)いい試練で、多くを学ばせてもらった」と、記者団に述べた。

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