県議選が三月二十九日に告示、四月七日に投開票される。区割り変更で選挙区数が四減の四十二、定数は一減の九四になる中、約百三十人に立候補の動きがある。県議会で過半数を握る自民に、他党の候補者らがいかに挑むのか。各選挙区の立候補予定者を四回に分けて紹介する。
◆千葉市中央区(3)
自民の本間と佐野、立民網中の現職三人と、共産新人で元県職員の伊藤が議席を争う。
◆千葉市花見川区(3)
自民宍倉、公明田村、共産寺尾の現職三人に、前回民主から出馬して次点だった元職大川が立民で返り咲きを狙う。
◆千葉市稲毛区(2)
自民県連副会長の阿部、国民県連幹事長の天野の現職二人以外に立候補の動きはみられず、無投票の可能性がある。
◆千葉市若葉区(2)
◆千葉市緑区(2)
自民関、国民竹内の現職二人に、共産新人で元病院職員の江田が挑む。
◆千葉市美浜区(2)
自民臼井、立民河野の現職二人以外に無所属新人に出馬の動き。三期ぶり選挙戦の可能性。
区割り変更で東庄町と銚子市の合区に。自民の石毛之行が引退。現職の自民信田のほか、無所属新人で林幹雄元経産相秘書の宮川が自民推薦で出馬するが、無投票か。
◆市川市(6)
六議席を七人で争う。自民鈴木、公明赤間、立民守屋、無所属プリティ長嶋の現職四人全員が出馬予定。市川市長選に挑戦した元職坂下、共産は引退する岡田幸子の後任として市議の桜井。元衆院議員田中甲の長男で市議の田中が名乗りを上げた。
◆船橋市(7)
十二人前後が七議席を争う最激戦区。現職は自民の斉藤と中村、国民野田、公明仲村、前回維新だった立民大崎、共産丸山の六人全員が顔をそろえる。自民は市議の鈴木、前回次点の槻谷の新人二人を推薦して計四人を、共産は新人中沢を含めて計二人をそれぞれ擁立。維新の元職佐藤、市長選に出た元職西尾、元市議の新人門田も挑戦する。
選挙区のかっこ内は定数。氏名、年齢、党派、現(現職)・元(元職)・新(新人)の順で、()内数字は当選回数。自=自民、立=立民、国=国民、公=公明、共=共産、維=維新、社=社民、ネ=市民ネット、無=無所属。敬称略。
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