統一地方選後半戦で実施された3市長選と19市町議選は22日未明、すべての開票作業が終わり、新しい首長と議員の顔触れが決まった。無投票だった鋸南、多古の両町議選を含む21市町議選の当選者は計479人。そのうち女性は105人で、前回の2015年と比べて8人増え、全体の22%となった。
十六市議選で当選した女性は、前回より三人増の九十二人で、法定得票に達せず当選とならなかった成田市の一人を除いた全体(四百八人)の23%。五町議選は八人から十三人に増え、全体(七十一人)の18%だった。
女性議員が多い市議会は、船橋市(定数五〇)の十三人で26%、佐倉市(同二八)の十人で36%、浦安市(同二一)の八人で38%、白井市(同二一)の八人で38%。
一方、投票率は銚子市議選と山武市議選を除いて前回よりも軒並み下落した。平均投票率は、市町議選が2・9ポイント下がり40・49%。無投票だった白井市長選を除く三つの市長選は2・74ポイント下がり45・27%。ともに過去最低を更新した。県民の政治離れが前回より進んだ結果で、横芝光町議選は7・53ポイント落ち込んだ。
議員選で最も低かったのは、前回と同じく市川市の33・23%。最も高かったのは長南町の73・61%。船橋市や浦安市など都市部で30%台が多かった。
<市長選 確定得票>
◆佐倉市
◆習志野市
◆流山市
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