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木更津市議選 殺害された市議 後継の妻が当選

 千葉県木更津市議選(定数二四)で、三月に殺害された市議の後継として出馬した妻の無所属新人石川富美代さん(64)が初当選した。再選を目指す意向を示していた夫哲久(のりひさ)さん(71)の「遺志を継承する」と訴え、交通網や福祉の充実などを掲げていた。二十八人が立候補。

 哲久さんは三月九日、市内の自宅マンションで殺害され、県警が翌十日、殺人容疑で娘婿の祥一容疑者(44)=岡山市、鑑定留置中=を逮捕した。木更津市関係者によると、哲久さんは一時、祥一容疑者を後継指名していたが、家庭内のトラブルなどがあり、自身が再出馬する意向を示していた。富美代さんは堺市出身で、一九七三年に大阪府職員となり、福祉や建築関連の部署に勤務し、哲久さんとの結婚を機に二〇〇〇年に退職した。

 

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