統一地方選前半戦の県議選(定数九四、四十二選挙区)と千葉市議選(定数五〇、六選挙区)は六日、選挙戦最終日を迎えた。各候補者が街頭を回り、最後まで支持を訴えた。投票は七日午前七時から午後八時まで、県議選は県内千九カ所の投票所で受け付ける。深夜には大勢が判明する見通し。
千葉市中央区の選挙区には、県議選で三議席に四人、市議選で十議席に十二人が、それぞれ出馬。候補者は買い物客らでにぎわう駅前や広場に繰り出した。
JR千葉駅前では、市議選の候補者が「最後の最後。心よりお願い申し上げます」と呼び掛け、街行く人たちと握手。演説後には自転車に乗って市街地を巡った。
県議選は無投票当選の十七選挙区の二十五人を除き、二十五選挙区で六十九議席を百五人が争う。内訳は自民二十八人、立民十二人、国民五人、維新一人、公明八人、共産十人、市民ネット一人、無所属四十人。無投票では自民十九人、国民三人、立民、社民、無所属の各一人が当選した。
千葉市議選には六十五人が立候補し、全選挙区で投票が行われる。内訳は現職四十五人、元職三人、新人十七人で、党派別では自民十八人、立民六人、国民六人、公明八人、共産七人、市民ネット二人、諸派一人、無所属十七人。
県議選では前回、二〇一五年の選挙で過去最低を記録した投票率(37・01%)の行方も注目される。銚子地方気象台によると、七日は晴れから曇りになる見込み。 (村上豊、黒籔香織)
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