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旧民進系、柏で明暗

初当選し、支持者らと握手を交わす松崎太洋さん=柏市で

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 旧民進系の候補二人が争った柏市選挙区(定数五)では、立民新人の松崎太洋(たかひろ)さん(37)がトップで初当選したのに対し、国民現職の中田学さん(46)は落選した。松崎さんは「小さな組織だったが、ボランティアなどみなさんに支えられた」と、選対スタッフや支持者と握手。「立民という政党の勢い、父の力のおかげ」と笑みを浮かべた。

 同選挙区には自民二人と公明、共産、無所属の各一人を加えた七人が出馬。立民、国民がそれぞれ独自候補を擁立したことで反自民票が分散する上、松崎さんが昨年六月に死去した松崎公昭元民主党衆院議員の三男、中田さんが同議員の元秘書という構図が、勝敗の行方を見えにくくさせた。

 松崎さんは「『松崎の息子だろ』と応援してもらった。たかひろの名を呼んでもらえるよう議会改革などに取り組みたい」と決意表明した。一方、中田さんは敗因について「政党、他候補は関係ない。すべて私の力が足りなかった」と話した。 (堀場達)

 

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