無投票で7選を決め、支持者と万歳三唱する白石治和さん(後方中央)=鋸南町保田で
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鋸南町長選で、七回目の当選を無投票で決めた白石治和さんは午後六時ごろ、町内の事務所で大勢の支持者と万歳三唱。「飽きずに支援してくれた皆さんのおかげ。新しいまちづくりに一生懸命頑張る」と抱負を述べた。
白石さんは、道の駅・保田小学校の集客が年間六十万人に達したことや学校給食無料化など、これまでの実績を強調。人口減少時代を見据え、今後の課題として、首都圏とのアクセス強化を挙げた。
一方、民間業者が採石場を汚染土の処理施設に転用しようとしている問題には、環境保護や地元住民の反発を踏まえ、反対の姿勢を示し、町民の支持を広げてきた。
今回、無投票となったことには「町民の信頼の証しと思う。聞く耳は持つ。それを糧にできれば」と話した。 (山田雄一郎)
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