流山市長選は、無所属現職の井崎義治さん(65)が無所属新人で元市議の徳増記代子さん(66)=共産推薦=を破り五選を果たした。
市内の事務所に当確が伝わると、井崎さんは集まった支持者や陣営幹部に拍手で迎えられ「流山市民、万歳」と喜び合った。
井崎さんは自民、公明の地元支部の支持に加え、同日選で行われた市議選の候補者と連携しながら着実に票を固めた。つくばエクスプレスの沿線開発効果で人口増加率県内一が続く中、四期十六年の実績を強調して「人口の減らない選ばれるまちづくりを目指す」と市政の継続を主張した。
井崎さんは「たくさんの支持、期待に応えるべく四年間、全力疾走する。安心して住み続けられる市をつくる」と決意を語った。
徳増さんは「税金の使い方を見直す」などと訴え、共産が全面的に支援したが及ばなかった。 (林容史)
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