公開討論会でマニフェストなどを説明する水戸市長選の立候補予定者=水戸市で
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◆高橋市長「外国人旅行客誘致に力」
十四日告示、二十一日に投開票される水戸市長選の公開討論会(主催・水戸青年会議所)が十二日夜、水戸市内で開かれた。いずれも無所属で出馬を予定する現職の高橋靖市長(53)と新人の谷萩陽一さん(62)が登壇し、地域活性化などについて議論を交わした。
高橋市長は二期八年で観光客数が増えた実績を踏まえ「外貨をかせぎ、経済のエンジンを回すことが必要だ」と、外国人旅行客誘致に力を入れる方針を語った。英語が使えるスタッフや通訳、外国語表記の案内板を増やすなどして受け入れ態勢を整えるという。
◆谷萩さん「高齢者 買い物の足確保」
一方、谷萩さんは高齢化が進むことに触れ「高齢者が中心市街地に買い物に行ける仕組みをつくりたい」と強調。路線バスなどでの移動が不便な市民を送迎するデマンドタクシーの導入や、歩行を補助するシルバーカーが借りられる仕組みをつくるとした。
会は約一時間。このほか、市が進める新市民会館の建設の是非や福祉、医療、子育て支援、東海第二原発の再稼働についても考えを示した。 (山下葉月)
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