二十一日の水戸市議選で、LGBTなど性的少数者の滑川友理さんが初当選した。レズビアンを公表している滑川さんは、取材に「多くの人からありのままの自分を受け入れてもらえた。さまざまな市の施策が多様性に配慮しているかをチェックしていく」と意気込んだ。
県が導入を目指す、性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」に県議会最大会派のいばらき自民が見送りを求めるなど、県内でLGBTへの理解がまだまだ進んでいないと感じる。「任期中に議員の勉強会を開く。議員それぞれが支持者に伝えてくれれば、市内の雰囲気も変わるはずだ」と期待する。 (山下葉月)