取手市長選で一騎打ちを制し、四選を果たした現職の藤井信吾さんは、当選が事務所に伝わると、大勢の支持者たちに拍手で迎えられた。
藤井さんは万歳三唱をした後、「取手にとって、将来を占う大事な事業の礎を築けるかどうかの選挙だった。選挙戦では厳しい風が吹いたが、確かな取手のページを開きたい」とあいさつした。
報道陣から勝因について問われ、「これまで三期の取り組みと実績を評価してもらった」と振り返った。
今後の施策として、選挙戦で掲げた取手駅西口の再開発と、桑原地区への大型商業施設誘致を挙げ「早期に準備組合を立ち上げ、精力的に形にしたい」と述べた。(宮本隆康)
◆竹原さん及ばず
取手市長選で竹原大蔵さんの落選に、選挙事務所の支援者ら約三十人は「えー」と声を上げたり、ため息を漏らしたりした。竹原さんは「みなさんには自分のことのように動いてくださったことに感謝するとともに、申し訳なく思っている」とあいさつした。 (水谷エリナ)
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