県選挙管理委員会は、県議選(二十九日告示、四月七日投開票)を多くの人に知ってもらうため、タレント井上咲楽(さくら)さん(19)を起用した。益子町出身で「とちぎ未来大使」も務める。
投票日を伝えるポスターやチラシで、井上さんは「私は必ず投票に行きます」と、有権者へ投票を呼びかけている。計約一万一千部を県内の各市町選管や道の駅などに配布した。
動画(十五秒)も制作。楽屋にいた井上さんが投票日であることを思い出し、投票へ向かうという設定になっている。
十八日から県選管のホームページや、足利、栃木両銀行の県内各支店の金利表示ボードなどで見られる。二十九日からは、宇都宮市中心部の大通りに面したバンバ・ビジョン、県内映画館のスクリーンなどでも流れる予定。
県選管は「十九歳の井上さんが投票を呼びかけることで、若者が投票へ行くことにつながれば」と期待している。 (北浜修)
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