前回も選挙戦だった那須塩原市長選と芳賀町長選、宇都宮など五市議選、市貝、芳賀、野木の三町議選の投票率は、いずれも前回を下回った。
宇都宮市議選は2・39ポイント低い38・34%にとどまり、初めて40%を割り込んだ。定数より十二人多い五十七人が激戦を展開したが、有権者の関心は高まらなかったようだ。
投票率が最も高かったのは芳賀町長選で71・46%。同町議選もあったため、町選挙管理委員会は「ダブル選であることは高い投票率の一因かもしれない」と受け止める。それでも、前回と比べれば3・90ポイント下がっており、過去最低となった。
保守分裂選挙で注目された那須塩原市長選も43・93%と過去最低だった。
十二年ぶりに選挙戦となった茂木町議選は67・99%だった。
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