告示に向けて設置された候補者ポスターの掲示板=宇都宮市で
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統一地方選の前半戦となる県議選(定数五〇)は二十九日告示される。本紙の取材では二十七日までに十六選挙区で六十三人が事前審査を済ませており、立候補する見通し。投開票は四月七日。
六十三人の内訳は、現職四十五人、元職三人、新人十五人。女性は八人。党派別では自民三十六人、立憲民主六人、国民民主一人、公明三人、共産三人、無所属十四人。
足利市、大田原市、下野市、芳賀郡、壬生町の五選挙区では、現職のほかに出馬へ向けた動きはなく、無投票の公算が大きい。
那須烏山市・那珂川町選挙区では二人が立候補を準備していたが、県選挙管理委員会によると、事前審査を済ませたのは一人にとどまる。同選挙区でも無投票になる可能性が出ている。
足利市選挙区は前回、定数四に七人が争う激戦だったが、今回は情勢が変わりそうだ。
一方、那須塩原市・那須町選挙区は、定数四に対して七人が出馬する見通しで、激戦となりそう。
宇都宮市・上三川町選挙区は、最多の定数一三を一人上回る十四人が立候補する見通し。五つの政党の公認候補に、無所属の現職、元職が争う。(北浜修)
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