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足利市、戦後初の無投票 立民公認「県内初議席」 加藤正一さん 3選

支持者に囲まれ、3選を喜ぶ加藤正一さん(右)=足利市で

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 「無投票での当選は複雑だが、県議八年の実績を県民の皆さんに評価していただいた結果だと思う」。足利市選挙区で、三期連続の当選を決めた立民の加藤正一さん(57)は、事務所に集まった支持者と喜びを分かち合った。

 立民が結党以来初めて臨む統一地方選で、公認候補として県内初議席を獲得した。

 立候補届け出が午後五時に締め切られて当選が決まると、詰め掛けた支持者らと握手を交わし、感謝の言葉を伝えた。

 市職員を経て市議を三期務め、県議にくら替えした。二〇一一年と一五年の二度の県議選は民主推薦の無所属候補だった。昨年五月に立民に入党した。

 加藤さんは「多くの方々の声に耳を傾け、まちを元気にしたい。めざすのは安心できる生活とゆとりのある暮らし」と三期目の抱負を語った。

 同選挙区が戦後十九回目で初めて無投票となったことに、市民の男性(49)は「少し残念。県政の議論も深める貴重な機会を逸した」と語った。 (梅村武史)

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