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投票を学ぶ 日光・小中高生「こども選挙」 未来の有権者 貴重体験

投票を体験する子どもたち=日光市役所で

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 二十九日に告示された県議選の期日前投票期間に合わせて、日光市選挙管理委員会は三十一日、まだ投票権を持たない市内の小中学生や高校生に投票を体験してもらう「こども選挙」を市役所で実施した。子どもたちは“立候補”した市の名産品三品から日光を代表する一品を選んで投票した。 (小川直人)

 県議選の投票率アップと未来の有権者である子どもたちに選挙に関心を持ってもらおうと初めて開いた。

 会場は実際の期日前投票所に隣接するスペース。記載台や投票箱は実物を使用し、立会人の席も設けるなど、投票所の雰囲気に近付けた。子どもたちは期日前投票に来た保護者と一緒に来場し、「天然氷のかき氷」「そば」「ゆば」から意中の一品に投票した。

 母親と訪れた小学生の山中舞愛(まいな)さん(11)と芽愛(めいな)さん(7つ)は、受付で投票用紙を受け取るとそろって記載台へ。舞愛さんは「好きなかき氷を選んだ」と笑顔を見せた。

 参加者には市の花や鳥などのイラストが描かれたクリアファイルが贈られた。抽選で十人に千円分の図書カードも当たるという。

 こども選挙は三十日にもあり、小学生を中心に三十二人が参加した。

本物そっくりの投票用紙

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