統一地方選の前半戦となる県議選(定数五〇)は七日、投開票される。無投票となった六選挙区を除く十選挙区の三十九議席を五十三人が争う。候補者は最終盤に向けて、街頭などで有権者に支持を訴えている。
五十三人の内訳は現職三十四人、元職三人、新人十六人。党派別では自民二十七人、立民五人、国民一人、公明三人、共産三人、無所属十四人。
無投票となった選挙区では十一人が当選を決めており、このうち自民が九人を占める。残る三十九議席を巡り、自民が告示前に持っていた三十一議席を超えるところまで勢力を伸ばすのか、野党などが巻き返すのかが注目される。
県議選の投票率は一九七九年以降、実施のたびに過去最低を更新し、前回は44・14%にとどまった。県選挙管理委員会は、六日まで実施される期日前投票の利用も呼び掛けている。
県明るい選挙推進協議会の市村充章会長は五日、「本県の将来を方向づける上で極めて重要な選挙。有権者には、必ず投票をされますようお願いします。当日投票できない場合には、期日前投票を利用していただくよう、重ねてお願いします」との談話を出した。 (北浜修)
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