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「県政、県民から遠い存在」 低投票率に知事危機感

 福田富一知事は8日、県議選の投票率が過去最低を更新したことについて「県政は中2階と言われてきた。国や市町村と違い、県民から比較的遠い存在ということが改めて浮き彫りになった」と分析した。報道陣の取材に答えた。 (北浜修)

 県庁や県議会の存在と機能がイメージしにくく、県政への関心低下につながっているとの見方を示したもので、「低投票率は大変残念。やっと40%台にとどまったととらえている」と危機感をにじませた。

 福田知事は「(県政の)見える化が必要だ」とした上で「県政に関心を持ってもらう取り組みを何かできないか。議会と一緒にできるものは一緒にやっていきたい」と、県議会との協働に前向きな姿勢を見せた。

 今回選ばれた新議員に対しては「地域で聞いた声などを議会でわれわれにただし、提案してほしい」と呼びかけた。

 

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