支援者から花束を受け取り笑顔を見せる星野さん=上三川町で
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統一地方選の後半戦となる芳賀、上三川両町長選と5町議選が16日、告示された。上三川町長選は無所属現職の星野光利さん(56)のみが立候補を届け出て、無投票で3選を決めた。芳賀町長選は現職と新人が出馬し一騎打ち。町議選は益子町が24年ぶりに無投票となり、他の4町は選挙戦に入った。 (北浜修、小川直人)
芳賀町長選は、再選を目指す無所属現職の見目匡さん(67)に、無所属新人で元町議の水沼孝夫さん(57)が挑む。
益子町議選は、定数の一六を超える人数が出馬を準備していたが、最終的に立候補者は定数と同じ十六人で、無投票が決まった。当選を決めたのは現職十人、元職一人、新人五人。同町議選が無投票となったのは一九九五年以来。
過去二回は無投票だった茂木町議選(定数一四)は十五人が出馬し、十二年ぶりに選挙戦となった。現職十三人、新人二人が争う。
野木町議選(定数一四)は現職十二人、元職一人、新人七人の計二十人が立候補した。六人が落選する激戦となる。
市貝町議選(定数一二)は現職十人、新人四人の計十四人、芳賀町議選(定数一四)は現職十一人、新人四人の計十五人がそれぞれ名乗りを上げた。
選挙戦となった芳賀町長選と四町議選は、十四日に告示された那須塩原市長選や五市議選などと同じく、二十一日に投開票される。
◆星野さん3期目へ抱負「責任の重さを痛感」
上三川町長選で無投票で3選を決めた星野さんは、事務所で支援者らに感謝の言葉を伝えるとともに「責任の重さを痛感している」とあいさつした。
午後5時に立候補の届け出が締め切られ、事務所に無投票当選が伝えられると、集まった支援者から拍手が起こった。遊説から戻った星野さんは「2期8年、町民との対話を重視して町政に反映させることに力を尽くした。3期目もさらに対話を続け、町を発展させたい」と抱負を語った。
無投票で当選を決めたことについては「政策が評価されたとも言えるが、おごりがあってはならないと思う。今まで以上に町民のニーズに応えていきたい」と表情を引き締めた。 (小川直人)
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