統一地方選の後半戦は二十一日、投開票される。県内では那須塩原市長選と芳賀町長選、五市議選、四町議選など十二の選挙がある。前半戦の県議選は過去最低の投票率を記録したが、後半戦も低い水準にとどまるのかが注目点の一つだ。
投開票される市議選は宇都宮、足利、小山、真岡、矢板で、町議選は茂木、市貝、芳賀、野木。那須塩原市議補選もある。後半戦のうち上三川町長選と益子町議選は無投票となった。
那須塩原市長選は三月の現職死去に伴い急きょ統一地方選に組み込まれた。市選挙管理委員会によると、二〇一五年十二月にあった前回までの過去四回の投票率は、〇九年の無投票を挟んで〇五年59・01%、一二年50・12%、一五年の前回46・86%と下落しており、多くの選挙の期日をそろえて有権者の関心を高めるという統一選の効果があるのか注目される。
このほかの主な選挙の前回投票率は、芳賀町長選75・36%、宇都宮市議選40・73%、足利市議選51・93%、小山市議選46・81%。 (北浜修、高橋淳)
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