四月の統一地方選で行われる東大和市長選で、新人の市民団体代表柳下進さん(69)が二十六日、無所属で立候補すると表明した。同市長選では、三選を目指す現職の尾崎保夫さん(69)が既に出馬表明している。
柳下さんは、ごみ処理施設の建設や国民保険料の値上げを挙げ「市民感覚を忘れた行政はありえない」と現市政を批判。同施設建設を市民の意見を聞いて進めていくことや、コミュニティーバスに無料で乗れるシルバーパス導入を公約に掲げ「『市民と考え、ともにつくる』を合言葉にまちづくりをしたい」と話した。
柳下さんは中央大卒。大手の民間金融会社に勤務し、退職後は地域でボランティア活動に従事した。(竹谷直子)
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