選挙違反の取締本部の看板を掲げる警視庁の担当者=千代田区の警視庁で
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四月に投開票される統一地方選を前に、警視庁は十九日、「統一地方選挙違反取締本部」(本部長・大賀真一刑事部長)を設置した。
都内では十八首長、四十六議会の選挙が行われる。警視庁は、約二千人態勢で選挙違反の取り締まりにあたる。
捜査二課によると、十八日までの違反警告は二十一件。前回同期から百七件減った。警告の多くは、街頭で立候補予定者の氏名が入った「のぼり旗」を立てる文書掲示違反だった。
ただ、今回は政党や衆院議員の名前を大きく掲げた形の政治活動用ののぼり旗が増え、違反警告が減ったという。 (福岡範行)
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