東村山市長選
二十一日投開票の東村山市長選で、新人で元都議の小松恭子さん(78)が十一日、無所属で立候補すると表明した。共産党が推薦する。
市長選には、四選を目指す現職の渡部尚(たかし)さん(57)も出馬を表明している。
市内で会見した小松さんは、武蔵野美術大教授の志田陽子さん(57)が出馬を断念し、無投票の可能性が高まったことを受けて急きょ、出馬を決意したと説明。「政治の世界で生きてきて、市政を変えたいと頑張ってきた。市長選に候補者を出さないのは納得がいかなかった」と述べた。保育所や特別養護老人ホームの増設、国民保険税の引き下げなどを公約に挙げた。
日本社会事業大卒。東村山市議六期、都議二期を務めた。二〇〇七年と一一年の市長選に出馬し落選した。 (服部展和)
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