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三鷹、清瀬、東村山、東大和、稲城 5市長選あす告示

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 統一地方選の後半戦となる区市長選、区市議選が十四日、告示される。投票日はいずれも二十一日。特別区は二十三区のうち、十一区で区長選があり、二十区で区議選を実施。多摩地区は五市長選と二十市議選が行われる。十六日には、檜原村など二町村長選と六町村議選も告示される。 (山田祐一郎、松村裕子)

 三鷹、清瀬両市長選は保守が分裂。三鷹市長選は五選を目指す現職と、新人の前副市長が対決する。前回は、現職が後継指名した前副市長が急病になったため、引退を撤回して四選を果たした。今回はたもとを分かつ。

 清瀬市長選は、三選を目指す現職に新人の市副議長が挑む。自民は前回、現職を推薦したが、現職の公用車私的利用問題もあり、副議長を推薦。共産などが推薦する新人の陶芸家を含め三つどもえの戦いとなる。

 東村山、東大和、稲城市長選は、いずれも自民、公明が推薦する現職と、共産などが推薦する新人が争う。東村山市長選は、告示三日前に新人が出馬を表明。市が発足した一九六四年以来、初となる無投票は回避された。

 檜原村長選は、五選を目指す現職のみ立候補を表明している。前回は十二年ぶりの選挙になったが、無投票の可能性がある。

 北区長選は、全国の区市長で最高齢の八十三歳の現職が五選を目指すのに対し、元都議で地域政党代表の新人と、共産などが支援する市民団体代表の新人が挑む。

 現職市区長として全国最多選の八期三十二年間務めた現職が引退する中央区は、後継指名を受けた食品会社相談役と、元官僚、映画プロデューサー、政治団体代表の元会社員、ジャーナリストの新人五人が立候補を表明している。世田谷区長選は、三選を目指す現職と、自民が推薦する区議長の新人の一騎打ちとなる見通し。

 大田区長選は、自らが提案した任期を連続三期までとする多選自粛条例を撤回して四選を目指す現職と、立憲民主や共産などの野党が支援する新人の東大名誉教授、区議を二期務めた新人の争いとなる見通し。

 

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