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檜原村長選 坂本さん無投票5選 町長、町村議選も告示

無投票で5選が決まり、万歳をして喜ぶ坂本義次さん(手前右)=檜原村で

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 統一地方選後半戦の町村長選、町村議選が十六日告示され、多摩地域では檜原村長選と同村議選、瑞穂町議選が告示された。檜原村長選は無所属現職の坂本義次さん(74)=自民、公明推薦=以外に立候補の届け出はなく、無投票で五選を決めた。同村議選(定数九)には十二人、瑞穂町議選(同一六)には十九人がそれぞれ立候補した。いずれも二十一日に投開票される。 (服部展和)

 坂本さんは届け出が締め切られた午後五時すぎ、事務所前で支援者らと握手を交わし、喜びを分かち合った。新人の対立候補が出馬した前回は十二年ぶりの選挙戦になったが、今回は一転して無風となった。

 坂本さんは当選報告会で無投票での五選に触れ「高齢、多選への意見もあると思う。選挙があった場合以上に自分に厳しい課題を課していく」と述べた。

 その後、取材に応じ、五期目について「少子高齢化対策や村のブランド化をさらに進めたい」とした。村営住宅の建設で子育て世代が増加し、昨年は二十二年ぶりに村内で子どもが二十人誕生したことを挙げ「家族で住み続けられる広い住宅や独身者向け住宅もつくりたい」と話した。ジャガイモ焼酎の工場を備えた観光施設や、檜原産材を活用した「木のおもちゃ美術館」も整備して、働く場を増やす考えも示した。

 

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