統一地方選後半戦の区市町長選、区市町村議選は二十一日、投票が行われる。都内では、計千七百九十一人が首長や議員に立候補。候補者たちは、地域が抱える課題をどのように解決していくのかを訴えた。もっとも身近な地域の代表を選ぶ一票を投じる四年に一度の機会。新時代「令和」を間もなく迎える中、まちの未来を誰に託すのか。 (山田祐一郎)
選挙戦最終日の二十日は、首長選や議員選の立候補者たちが街頭で最後の訴えを行った。十一区長選には三十一人が立候補し、内訳は、現職九人に新人二十二人。二十区議選には、現職六百六十七人、元職四十三人、新人三百六十八人の計千七十八人が議席を争う。
平成時代に行われた統一選はこれまで七回。四年前の前回は区市町村議選の都内の投票率が全体で43・99%と二回連続で低下した。区部は42・81%で、市部が46・96%、町村部は58・92%だった。平成初の統一選となった一九九一年の区市町議選の都内全体の投票率は50・32%。九五年以降は、六回連続で50%を割り込んでいる。
投票日の天気は投票率を左右する一因とされる。二十一日の都内は、曇り時々晴れで最高気温は二一度。江東、大田、中野、杉並、荒川、江戸川の六区で二十二日に開票される以外は、即日開票される。
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