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東大和市長選 尾崎さん3選 「人と自然が調和 生活文化都市へ」 

事務所スタッフから当選祝いの花束を受け取る尾崎保夫さん=東大和市で

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 自民、公明が推薦する現職の尾崎保夫さん(69)と共産、自由が推す新人の市民団体代表柳下進さん(69)の戦いとなった東大和市長選は、尾崎さんが三選を決めた。

 当選確実の報を受けた尾崎さんが事務所に到着すると、支援者らが拍手で迎え、万歳をして喜びを分かち合った。尾崎さんは三期目について「人と自然が調和した生活文化都市を目指して皆さんに訴えた公約を具体的に実行し、市民が笑顔になるまちづくりをしていきたい」と力を込めた。

 尾崎さんは「日本一子育てしやすいまち」の実現を目指し、出産から育児まで切れ目のない支援を一層充実させると訴えた。今回は新たに少子高齢社会をにらんで、シニア世代がまちづくりや健康づくりに積極的に参加し、活躍できるようにする施策も掲げた。また、狭山丘陵など豊かな緑を楽しめる散策ルートを設定し、まちの魅力を発信したいとも強調した。

 柳下さんは「市民感覚と懸け離れた市政を変えよう」と主張。全世代にわたる福祉の充実や給付型奨学金制度の導入、コミュニティーバスの運賃とルートの見直しなどを掲げたが、及ばなかった。

 

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